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2008.03.26

信州記念日歳時記(52)「楽聖忌」

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信州と記念日を結びつけるコラム「信州記念日歳時記」。その52回目、最終回は3月26日の「楽聖忌」。

「楽聖忌」

ドイツの作曲家ベートーベンの命日です。楽聖と呼ばれ、数多くの交響曲などで知られるベートーベンは、1827年の3月26日に亡くなりました。

ベートーベンと信州。う~ん、何か関係ありますかね。と、思っていたら信州は日本でも有数の「第九」の演奏と合唱が行われる県でした。
クラシックファンが多いのは松本の鈴木メソッドの影響であるとか、昔から公民館活動が盛んで、公民館にピアノが設置されていたためにピアノを習う人が多く、クラシックになじむ環境にあったなどの意見があります。
実際に各家庭でのピアノ普及率は全国でも上位だといいます。まあ、これは一戸建てで敷地の広い家が多く、ピアノを弾いていても近所から騒音の苦情が少ないから、こどもに習わせる親が多いためだそうですが。
そんな信州のクラシック熱を象徴する「第九」ですが、最近では各地に「第九を歌う会」が出来ていて、春頃から年末に向けて練習を始めます。
私も一度、取材を兼ねて練習に参加したことがありますが、ドイツ語の歌はなんであんなに肩が凝ってしまうのでしょうか。
思いっきりテンションを上げて、まるで自分がゲルマン魂を宿しているかのように、質実剛健の気持ちを持っていないとしまりのない歌になってしまいます。
そういえば以前読んだ長野県民の県民性を現した本には「信州人はドイツ人に似ている」という文章が書いてありました。
「まじめでコツコツと努力をして、長い時間かけて築き上げるものやことの価値をよく知っている」というところが共通点だそうです。
ベートーベンのような有名な作曲家は信州にいないかなあと考えてみたら、久石譲さんが中野市出身でしたね。中山晋平さんも草川信さんも信州人でした。

さて、1年間にわたり、毎週水曜日の記念日と信州を結びつけてきた私のコラムも今日が最終回です。
長い間、ご愛読いただきありがとうございました。
信州にはまだまだご紹介しきれないほど魅力的な人や物、コトがいっぱいあります。
ぜひ多くの方に信州を愛していただけたらと思います。それではまたいつか、お会いしましょう。

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